用語集 は行

  • あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
  • は行
    梁(はり) 
    棟(むね)の重みを支えるために、棟と直角に柱と柱の間に渡した横木。うちばり。はり。うつはり。
    パーティクルボード(ぱーてぃくるぼーど) 
    木材の砕片に接着剤を混ぜ加熱圧縮成形したボード。断熱性、遮音性に優れる、耐水性には欠けるので主に家具、内装下地として使用される。学習机やホームセンターなどで販売されているカラー合板の芯材として多く用いられている。国内のメーカーでは建築廃材などで材料を100%まかなうメーカーもある。表面はざらざらしているが、内側には長め広めのエレメントを使って強度を確保し、一方、表層には細かいものを使って滑らかにするという製品もある。 
    バイオマス(ばいおます)
    生態学の分野で、一定空間領域に存する全ての生物体を有機物(生体内でできる物質の総称)に換算した量を示すことばである。そこで、一般的には再生可能な有機物資源である生物体エネルギー資源としての意味合いで用いられる。木材分野では、「木質バイオマス」として多く使用され、木材チップ、端材、樹皮、間伐材、建築廃材、炭等木材としての生物体エネルギー資源を活用して熱源や発電として利用する取り組みが実施されている。これらはごみ焼却に伴うダイオキシン対策につながることからも大きな期待が寄せられ、各地域で実用化事例が多数見られる。セメント工場での建築廃材チップと石炭の混焼、製材工場での製材端材利用した発電施設の稼動、国産ペレットストーブの導入等代表的なものである。さらに、直接的に燃料エネルギーとすることに加えて、ガス化アルコール化等による利用への研究・開発が積極的に進められている。 
    羽柄材(はがらざい)
    羽柄材は端柄材とも書く。角材以外の製材品で例えば小幅板、タルキ、野地板、ラス下などのたぐいだ。かつての東京の木場問屋街ではこうした羽柄材を扱う問屋のことを羽柄屋と呼んでいた。しかし、こうした羽柄材の需要の先行きが住宅工法の変化で懸念される状況になった。というのは壁といった“面”の部門が次第に厚い合板などによる耐力壁としてのパネルに転換されつつあるためである。こうしたパネル化でモルタル壁の下地材としてのラス下の使用が減っていきかねないし、また屋根の下地材としての野地板の分野にも合板や輸入OSBが浸透してきている。つまり製材の際出る、とくに背板からの羽柄材の需要の落ち込みが気がかりで、その背板からの羽柄材にかわって、この背板を集成材のラミナ(挽き板)にしようという動きも出てきている。 
    葉枯らし(はがらし)
    葉枯らしは、葉干し、穂干しともいわれ、杉等樹木を倒して、枝葉をつけた状態で一定期間林内放置するものである。この処理を行うと、枝葉から水分が蒸散し、樹幹部の含水率の減少を促進し、同時に木材中の成分にも変化が生じると考えられ、杉黒心材の黒さが和らぐなど材色にも変化を生ずる。葉枯らしの乾燥効果が著しいのは春季~夏季の伐倒である。当該期の杉事例で樹幹部の含水率経過は、開始後1ヶ月の間に100%以上が70%程度になるなど急激に低下し、その後次第に低下速度は鈍り、2ヶ月前後で60%程度での安定が見られる。このことから葉枯らし期間をいたずらに長くすることは必ずしも得策でなく、林内に長く放置すれば病害虫の恐れもあり、2ヶ月程度が適当とされている。また葉枯らしは、辺材部と心材部で含水率の低下の違いが見られ、含水率の低下は主に辺材部に限られていて、心材部の含水率はあまり低下しないことのに留意する必要がある。
    火打ち(ひうち)
    梁、桁(けた)、土台のコーナー部がしっかりと固定されるよう、斜めにかけ渡された補強材のこと。
    広小舞(ひろこまい)
    軒先の垂木(たるき)の先端を押さえる役をする幅広い横木。
    二つ割 (ふたつわり)
    丸太を二つに割った材(太い材は太鼓に挽く事もある)
    10C程度の丸太を二つ割にし仮設材として仮筋交等に使う又はログハウスのような小屋の外壁に張り付けたりするのも面白い。
    プレカット
    木造住宅の柱や梁の継ぎ手・仕口について、従来は手工具で加工していたものを機械で行うこと。
    ペレット
    ペレットとは、講談社日本語大辞典で「丸めた小球。小弾丸。②動物が吐き出す不消化物。」となっている。ペレットは製品の形状を示し、木質バイオマスエネルギーという利用される木質ペレットは、微細化した樹皮を高温で固める色黒となるパークペレット、また同様の方法で端材、おが粉等木質部を原料とする、いわゆるホワイトペレットがある。いずれも形状は乾燥・圧縮して直径6~13㎜、長さ10~20㎜程度の円柱状となる。なお、パークペレットは残灰分が多い。国内での製造は、岩手県、大阪府などの企業、団体で行われ、また近年燃料として見直す取り組みの中で、多数の地域で新たな製造プラントの建設等が進められている。製造コスト削減やペレット流通の改善が課題となっている。
    本実加工(ほんざねかこう)
    床板や壁材などをつなぎ合わせる方法。板と板とが接する箇所に、一方を凹、片方を凸に加工したもの。
    ホルムアルデヒド(ほるむあるでひど)
    ホルマリン系接着材などを使用する建材や木質パネルから放散する揮発性の有機化合物。2003年の7月に改正された建築基準法で制限されるようになった。シックハウス症候群の原因とされている。